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大和は国のまほろば

  倭は 

     国のまほろば 

        たたなづく 青垣山隠れる 

      倭しうるはし

(倭は母なる国、私の故郷。幾重にも重なって青々とした垣をなす山々、その山々に囲に抱かれている倭は、何と美しい国だろう!)

ご存知のように倭建命が詠んだ歌として古事記に伝えられている歌です。どうしてもこの歌には倭建命の悲しい人生が重なるのですが、母なる国、青垣山のたたなわる里、としての奈良の歴史の古さを偲ばせる歌です。古来、奈良は日本最古の神社大神神社をはじめ、卑弥呼の墓と言われる箸墓古墳などが点在し、正に日本の歴史、黎明の地といえます。

 その伝承のひとつ、大神神社に伝わる、主祭神大物主の物語はまさに神話の世界です。その昔、神世と人世がひとつであった、というその舞台がここ奈良なのです。そして祭祀に酒はつきもの。古来、酒造りは三輪の地から始まったといわれています。大神神社は、本殿を持たず、三輪山をご神体として祀っている神社です。三輪山は「三諸山(みむろやま)」とも呼ばれ、「うま酒みむろの山」と称されるように、枕詞に「うま酒」と詠まれております。枕詞にくるものは全国一の証。時代は前後しますが、枕詞の例としては「あおによし」は「奈良」の枕詞として有名ですね。これは当時の奈良、平城京は神社や寺の伽藍に施された青(現在の緑)と丹(朱)の色が全国一であったということから来てる訳です。話は三輪に戻ります。三輪は「みむろ」とも呼ばれていると言いましたが、「みむろ・・実醪」は「酒のもと」の意味で、酒の神様としての信仰からの呼び名であるとも言われています。これらの事から、三輪明神は酒造りの祖神でもあったことが偲ばれます。そのため毎年11月14日には大神神社に全国の蔵元・杜氏が集まり「醸造祈願祭(酒まつり)」が行われます。そして醸造祈願祭の後には全国の蔵元へ杉玉が下賜されます。その祈願祭が行われるのが大神神社の摂社、「活日神社(いくひじんじゃ)」です。

 日本書紀に記述されているには、

第十代崇神天皇(実在する最古の天皇)の時代、国は疫病の流行で混乱を極めていた。天皇はどうすれば良いのか・・・と悩み苦しみ眠っていた。そんなある晩、夢で大物主大神様からお告げが有った。

「私の子孫である大田田根子(おおたたねこ)を祭主にし、酒を奉納しなさい」

それを聞いた天皇は「高橋活日命(たかはしいくひのみこと)」を呼び、一夜で酒造りを行い神酒を奉納したところ、疫病は去り、国が富みはじめた。その時に高橋活日命が詠んだ歌が

   此の神酒は 

       我が神酒ならず

             倭なす 大物主の 醸みし神酒 

      幾久幾久

(この神酒は私が醸したものではなく、大和の国をおつくりになった大物主神が醸された神酒です。幾世までも久しく栄えませ)

こうして高橋活日命は杜氏の神様として大神神社の摂社「活日神社」にまつられ、時代が流れても連綿とその遺徳を讃え、新酒の醸造への守護を祈るのです。

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